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老化による肌荒れを防ぐ方法

  • 執筆者の写真: 綺羅 二色
    綺羅 二色
  • 2023年4月10日
  • 読了時間: 5分

前回の記事では、老化によって肌が荒れるというお話をしました。

本記事では、老化による肌荒れを防ぐ方法をご紹介していきます。

是非最後までご覧ください。



紫外線対策

前回の記事でもお伝えしたとおり、紫外線は「老化の約80%が紫外線(光老化)が原因」と言われています。

紫外線には紫外線A波(UV-A)と紫外線B波(UV-B)、さらに紫外線C波というものがあります。C派はあまり一般的ではないため、ここでは紫外線A波(UV-A)と紫外線B波(UV-B)についてご紹介していきます。

紫外線A波(UV-A)と紫外線B波(UV-B)はそれぞれ、肌へ与える影響が異なります。

まず紫外線A波(UV-A)は地上の紫外線の約9割を占めており、生活紫外線と呼ばれている紫外線です。肌の内部(真皮の中層まで)到達して細胞を壊すことで肌の弾力が失われ、しわやたるみの原因になります。さらにガラスをすりぬける性質があるため、うっかり浴びすぎてしまい、メラノサイトが活発になることで日焼けで皮膚が黒くなる(サンタン)原因にもなります。

一方で紫外線B波(UV-B)は、エネルギーが強いためレジャー紫外線と呼ばれている紫外線です。主に表皮にダメージを与えるため、肌細胞の角化のサイクルを乱して肌のターンオーバーが正常に働かないようにします。その結果肌をくすませたり、肌荒れの原因となったりします。また、日焼けで皮膚が黒くなる(サンタン)だけでなく、日焼けで皮膚が赤くなって炎症を起こす(サンバーン)原因にもなります。

どちらも効率よく防ぐには、UV-Aを防ぐPAとUV-Bを防ぐSPFのどちらも配合された日焼け止めを使用するのがおすすめです。それだけでなく、日焼け止めを外出時間が長い場合はこまめに塗り直したり、黒い日傘を使用したりすることでより紫外線防止の効果が高まるとされています。

しかし日光をまったく浴びないというのはNGです。ビタミンDは日光を浴びるだけで体内で生成され、カルシウムが体内に吸収されるのを助ける効果があります。しっかりと日焼け対策をして適度に日光を浴びることも忘れないようにしましょう。



生活習慣を見直す

肌が老化し肌荒れを起こす原因に、ストレスがあります。

現代社会でストレスを減らすことは、なかなか容易なことではありません。様々な要素が複雑に絡み合って、自律神経を乱すことで全身の不調繋がっているいるからです。

まずは、「良質な睡眠」をとることを意識します。睡眠にはオンとオフを切り替える作用があるだけでなく、脳のデータ使用量を調節する働きがあるためです。また、「美肌への近道は睡眠」と言われるほど、睡眠と肌のコンディションは密接に関わっています。

夜更かしをした翌日になんとなく体調が悪かったり、集中力が散漫になったりしてしまうのは、「良質な睡眠」をとれていないからです。睡眠開始後約3時間の間に成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは成長期にだけ出るものではなく、食事でとった栄養を内臓で吸収して細胞にいきわたらせることで、全身の細胞を修復する効果があります。

早寝早起きも大切ですが、しっかりと「熟睡する」ことで体内から整えていくことも大切です。



食事の栄養を考える

肌の老化による肌荒れを防ぐうえで欠かせないことは、食事の栄養を考える事です。

ストレス解消にと好きな物ばかり食べていて肌が荒れていては本末転倒です。逆に肌荒れにいい食品ばっかり摂取していても意味がありません。バランスよく食品を摂取することが大切になります。

特に起こりがちなのが、糖質制限ダイエットなどで糖質を制限した食事を長く続けることです。確かに糖化は肌の老化の原因であり、糖化の防止は血糖値の上昇を抑える値であるGI値が低い食品などを意識的に摂取することです。しかし、糖質を過剰にカットしすぎると体は低血糖になれてしまい、食生活を元に戻すとすぐにリバウンドしてしまいます。また糖質を抑えた食事を摂ろうとすると、果糖であるフルーツやビタミンを含む食品まで制限してしまいがちです。

ビタミンの中でもビタミンA/Cは美肌作りに欠かせない成分であるだけでなく、抗酸化作用があるため紫外線を浴びたりストレスを受けたりしたことで増えた活性酸素を減らす効果が期待されています。ビタミンを多く含む食品には水溶性と脂溶性があるため、それぞれにあわせた摂取の仕方で効果的に摂取するのがおすすめです。

ビタミンを多く含む食品に関しては、以下の記事がおすすめです。




また、食事は一日3食がベストです。1日5〜6食では腸内清掃の時間がなくなり、腸内環境が悪化してしまうため、おすすめではありません。



正しいスキンケア

正しいスキンケアを行うことで、肌の老化による肌荒れを防げます。

予防対策として以下の成分がおすすめです。

ビタミンB1/B6、ビタミンC誘導体など:糖化による黄くすみ

ビタミンC誘導体:しみ・そばかす、しわやたるみ、乾燥


既に荒れてしまって炎症を起こしている肌では、ビタミンの配合された化粧品は刺激となります。さらに荒れて炎症を悪化させてしまう場合がありますので、まずは皮膚科などで相談し炎症を治してからお手入れを改善していきましょう。


肌に負担の少ないお手入れ方法としては、以下があります。

・こすらない洗顔を行うこと

・スキンケア化粧品やメイクアップ化粧品に低刺激のものを使用すること

・ターンオーバーを早めようと無理なピーリングなどを行わないこと

もし刺激の少ない商品がわからなかったり、不安が多い場合にはドラッグストアの美容部員(BA:BeautyAdviser)に相談してみるのがおすすめです。

もちろん、わたしにご相談いただいても大丈夫です。お気軽にお申し付けください。


 
 
 

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